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●ソールズベリー '04年7月1日(木)

お昼過ぎにスタンステッド空港に降り立った私達は、一路ソールズベリーを目指した。本当はロンドン3泊の予定だったのだが、ストーンヘンジのプライベートアクセスが早朝だったため、急遽、近郊の町ソールズベリーに一泊することにしたのだ。空港からのRing(環状線)は思いのほか距離があり、また町に着いてもホテルがなかなか見つからなかったため、なんとか駐車場を発見して車を止め、大聖堂へ出かけたのは閉館ギリギリであった。

      
ソールズベリー大聖堂 頭だけ見えるチャプターハウス 懐かしの丸ポスト
せっかくだから、大聖堂の中にあるチャプターハウスも見たい。もとは大聖堂を営む聖職者である参事会会長と参事会の会合が行われた場所だったところだ。アダムとイブやノアの箱舟など、聖書の有名な場面が彫られた中世期の壁面が美しい。また、もう一つの見所はマグナ・カルタだ。封建貴族が当時の王であるジョン王に様々な権利を認めさせた合意書で、現存する四冊の内の一冊が保存の良い状態で展示されている。この基本精神が、いくつかの英連邦諸国やアメリカ合衆国の憲法に組み込まれているとのことだが、その当時は、ジョン王が自分の失政に業を煮やした貴族や住民の不信感をなくすために発布したもので、特にそれ以上の重要な意味があったわけではなかった。現在ではその条項のほとんどが廃止、もしくは適用しえなくなっているとのことだ。

チャプターハウスと大聖堂内を見学し終えて外に出ると、いつものごとく通り雨が降ってきて、聖堂の上に美しい虹をかけた。久し振りに見た円柱のポストを写真に収めつつホテルに戻り、あらためてチェックイン。なかなかステキなホテルでニッコリ。  

      
激ウマ鴨料理 なぜか木組みの家が
夕食は、マーケットスクエアにあるレストランで。ここの鴨のサラダは絶品だった。周りは、お年寄りが何人か集まって和やかに食事をしていた。ウェイトレスさんたちも感じが良かったし、なかなかステキなレストランだったな。さて、明日は6:15までにストーンヘンジに行かねばならない。事情を説明して、駐車場を出る際の暗証番号を教えてもらい、早々に就寝。でも私は起きれるか心配で、午前2時頃に一旦目が覚めてしまったのだった。

●ストーンヘンジ 
'04年7月2日(金)

寝坊することなく無事5:00に起き、さっそく車でストーンヘンジへ向かった。遺跡保護のため現在ストーンヘンジは遺跡に近づくことができず、通常は遠巻きにしか見学できないのだが、プライベートアクセスという方法で特別に許可を得れば、遺跡の中に入ることができる。その代わり開館時間外なので、早朝か夕方以降しか予約できない。私達が取れた時間は早朝6:15だった。なので、ソールズベリー泊になり、更にそんな時間にバスは通ってないのでレンタカーまで借りたのだ。何度も言うけど、寝坊しないで本当に良かった・・・。

約20分で到着し、時間が来るまで入り口付近で待った。5:00からの人たちがゾロゾロと帰ってくる。結構人が多いのでびっくりした。係員も大変だよなあ。

      
想像図 不思議な景観
時間になったので、入り口から中へ。オーディオガイドを貸してくれるのかと思いきや、何もなかった。でも、まあいいや。とにかく中に入って写真を撮りまくる。石の上に乗っかってはいけないが、触っても良いということなので、あちこち触れてみた。常々行きたいと思っていた、アイルランドを含めた世界遺産の巨石遺跡を訪れることができて幸せだ。それに付き合ってくれただんなにも感謝である。しかし、これどうやってつくったんだろう。他にも、巨石遺跡は各国に点在しているのだから、昔の人々はそれができる技術を考えつくことができたということだ。文明の発達により、私達現代人の頭はかえって退化してしまったのではないだろうか。そんな気がしてならない。

そうそう。写真、約一時間の間めったやたらに撮ったんですけど、残念ながら許可なくサイトにupちゃダメなんです。なので上部の遺跡の写真は、ロープまで下がってから撮ったものです。この日も虹が出たりして、良い写真がいろいろあったんですけどねえ・・・。

 








































































































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