電車を降りた後は、あちこちの遊歩道を歩いて、あらゆる角度から滝を眺めた。時間が足りなくて(17:00まで)サン・マルティン島に渡ることはできなかったが、十分にイグアスの素晴らしさを堪能することができたと思う。 ホテルに戻り、フロントで「ビザなしでブラジル側に行けるか」聞いてみた。ロビーで待っていたら、先程とは違うタクシーの運ちゃんがやってきて、200ペソ(入場料込み)で問題なく行けるとのこと。さっきの人より10ペソ高いが、ホテルがアサインした人であることに安心感があったので、お願いすることにした。だって、翌日そのまま空港に行くことになるから、荷物をタクシーに乗せたまま観光しなくてはならない。10ペソは保険みたいなものだと言って、ちょっと考えてるだんなを説得したのであった。 |
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何はともあれ、ブラジル側に行けることが決まってすごく嬉しい。シェラトンホテル、いいよー。滝までのアクセスもすごく良いし。他の国に比べればホテル代も安い(一部屋145ドル。滝側の部屋はもっと高いけど)。時間のない人には特にオススメだ。 ディナーの時に、前菜の前にメインが来たときは、ちょっと唖然としたけどね(苦笑)。でも、ライムたっぷりのピスコサワーが美味しかったっ。 | ||||
●イグアス1(ブラジル側) '04年12月31日(金) いよいよアルゼンチン最終日である。先にチェックアウトを済ませ、急いで朝食をとる。ドライバーのオマーンさんがやってきたので、さっそくタクシーに乗り込んだ。パスポートを彼に渡し、検問所の手続きをお願いする。数分で無事通過することができた。結構な距離を走った後、9:00近くに到着。そう言えば、通貨はレアルだ。全く持っていないのでオマーンさんに任せる(買い物はドルでも大丈夫)。チケットをもらい、ここで一旦オマーンさんと別れ、カラフルなバスに乗り込み出発。ジャングルの中を行くので、眺めはなかなか良かった。15〜20分くらいして、やっと滝入り口に到着。ガイドブックには午後から、と書かれていた虹が綺麗に出ていたので、とても嬉しかった。 |
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ブラジル側は、イグアスの滝を少し遠めに見る感じ。その分全体を見渡すことができて、滝の雄大さを満喫することができる。昨日と違って青空が広がっていたので、より景色が綺麗に見えた。遊歩道も、ちょうど影ができていて歩きやすい。時間が経つと共にどんどん暑くなっていったので、午後は厳しいだろうなあと思う。この日は、あちこちに虹が出ていたので、それだけでも気分が良かった。 |
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悪魔の喉笛近くの遊歩道は、昨日と同じく水飛沫がスゴイので、なかなかカメラを取り出すことができなかった。今回はあまり濡れるわけにもいかないので、持ってきたレインコートを着て凌ぐ。最終地点は、悪魔の喉笛を真近で見上げることができる展望台になっており、そこからも虹が・・・。係員のオジサンも、ニッコリ私に笑いかけて「レインボーッ」と指を差した。いやー。来れて良かった。もう、思い残すことはないわ(笑)。せっかくだからとTシャツを買い、滝の上部が見える辺りをウロウロした後、再びバスに乗って戻ったのだった。 |
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少し早めに到着したので、ショップに入って涼む。かなり暑くなってきたので、午前中で観光を済ませて良かったと思う。昨日は曇っていたのだが、今の倍以上歩いたことを考えると、かえってラッキーだったかもしれない。オマーンさんと落ち合ってタクシーに乗ると、「時間が余りそうだから、三国国境点に寄って行ってあげる」との嬉しい申し出が(笑)。検問所で混まなければ、とのことだったけど、スンナリ通過できた。一般車両は列ができていたのだが、公共車両は別のゲートから入ることができるのだ。一応スーツケースのチェックを受けるので、そこが混んでいたら厄介だったが、時間が早いこともあり、まだ誰もいなかった。 |
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空港までの車窓からの眺めも、面白かった。道端でハンモックを売っている店があちこちにあって、カラフルで綺麗。すごく気持ち良さそうだったので、思わず買いたくなってしまった。 |
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●エピローグ 時差がありまくりの旅で時間の感覚がオカシクなりかけていたが、サンパウロ上空で無事に新年を迎えることができた。上空から見下ろすサンパウロの夜景と花火の乱舞にウットリ。心配したドイツの寒さも大したことなかったし、全てがラッキーに進んだ旅行であった。今回はだんながプラン面でも仕切ってくれたので、私はかなり楽だった。こんなに気分的にゆったりした旅は、ハネムーン以来かも。うふ。 |
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