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プロローグ

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ハノーファー

エピローグ

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●ハンブルク3 '04年5月23日(日)

ハンブルク最終日は、朝早くからフィッシュマルクトを見に出かけた。これが、呼び込みの大声があちこちから聞こえるなかなかの活気で、とても面白かった。私は、ドイツでこんな風に声を出す市場を今までに見たことがない。だから、たぶんドイツ人も面白いのだろう。買うわけでもないのに、その口上を聞くために人垣が出来ている屋台もあった。魚以外にも、籠に山盛り入ったフルーツや植物、そしてアンティークの屋台までズラッと並び、すんごい人ごみである。

       
ひたすら呼び込み ひと山10ユーロ! 籠入りで売られるフルーツ
これまでの3日間は、天気はそんなに悪くなかったのだが風が冷たくて寒い日が続き、荷物を減らそうと夏物の服しか持って来なかっただんなは、まことに気の毒であった。しかし、この日は穏やかに晴れ、お陰でゆっくり見てまわることができたのだった。
新鮮な魚もあるし、ハンブルクは住みやすそうな街だと思う。冬はとことん寒そうだけど。
                  
押すな押すなの大混雑 人の集まるところポリツァイあり
フィッシュマルクトの後は、ハンブルク国立歌劇場やコンサートホールの建物だけを見に行った。時間があれば、オペラやクラシックを聴きたかったな。ちょっと、それは残念なことであった。 さて、ホテルに戻ってチェックアウトをしなきゃ。とうとうハンブルクともお別れである。

●ハノーファー
'04年5月23日(日)

ハンブルクからの帰り道、今度はハノーファーに立ち寄った。半日いるかどうかだけど計算した結果、割安になるのでハノーファーカードを購入した。手持ちのガイドブックには日曜休みとなっている駅近くのインフォがやっていた。ありがたいことである。今回は荷物をロッカーに預ける。大量の本もあるし。さて、 お目当てのバスはオペラハウス近くの停留所から出るので、そこまで歩く。ところが、日曜だからか本数が少ない。待ち時間が20分以上あったので、近くにあったステーキ屋に飛び込み、ダッシュでお昼ご飯を食べた。

       
オペラハウス ヘレンハウゼン王宮宮殿
 
昼食後バスに乗って、まずはシュプレンゲル美術館へ。クレーやピカソ、ムンクやエルンストなどの絵画を観ることができる。建物の造りも面白く、絵画以外にも写真や不思議なオブジェが飾られている。なかなか見応えのある美術館であった。しかし、さすがに疲れてきた。痛い腰をさすりながら、今回の旅行の最終観光地であるヘレンハウゼン王宮庭園へ。17世紀につくられ、4つの庭園からできている。最初にグローサーガルテンに入ってみた。その広大さにもびっくりしたが、なんとまあ完璧な幾何学模様でしょう。そこまでしなくても、と思うほどのこだわり方だ。木なんて、食パンのように真四角に刈り込まれている。ものすごく計算され、手を尽くしているのが分かる、人工美の極致であった。複雑な気持ちをいだいて、今度はベルク・ガルテンへ。パラダイスという名の一角に足を踏み入れてみると・・・。
       
たくさんの花が咲き競っている いつまで経っても見飽きない
 
さつきなどの花々が、身長を越える高さにまで盛り上がって咲いてるっ(トップ写真一番右が、人が写っているのでわかりやすいかも)。これは、すごいっ。すごすぎるっっ。ハノーファーに来て最も興奮した瞬間であった(笑)。できることなら、何時までもこの辺りをぐるぐる周っていたかったが、時間がなくなってきた。最後に蘭で有名な植物園に入り、美しい花々を心ゆくまで楽しんだ後、中央駅に戻ったのだった。

●エピローグ 

とにかく、寒くて寒くて(苦笑)。5月とはいえ、侮ってはいけませんな。
そういえば。帰りの電車の中で、荷物を間違えて持っていかれてしまった、かわいそうな女性がいた。やはりカバンは、すぐ自分のものと分かるような目印(マスコットなりスカーフなり)をくっつけといた方が良さそうだ。また、今回は途中下車した回数が多かったため、電車のチケットを旅行代理店に頼んだのだが、かなり大変だったとのこと。でも、なんとかうまく収めることができて、私は満足である。

 




































































































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