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●トラヴェミュンデ '05年5月21日(金)

ここまで来たんですもの。「ドイツの海」を見たいではないか。しかもバルト海。この機を逃したら、二度と見れないかもしれない。まあ、どこででも海は海なんだけどさ(笑)。今は当然オフシーズンのトラヴェミュンデは、それでも結構人がいた。みんな海岸沿いのプロムナードを優雅に散歩している。バルト海は、少し緑がかった青に乳白色を混ぜたような優しい色。浜辺には箱型のビーチチェアが並んでいた。椅子の上部がパカッと後ろに傾く仕掛けらしい。面白い形である。リゾート施設アクアトップ近くでは、何故か子供達が凧揚げに興じていた。ヨットもたくさん出ていたし、大きなフェリーが港から出て行ったりと、なかなかの賑わいだ。ダイビングスーツを着ている人もいた。何をするわけでもなく海を眺め、ビールを飲み、売店のおばさんに写真を撮ってもらったりして過ごす。


ユニークな形のビーチチェア
バルト海を望む 大きな船も行き交う
 
忙しいスケジュールの中で、ポッカリ開いたゆったりした時間であった。

●ハンブルク1 
'04年5月21日(金)

車窓を楽しみながらリューベックまで戻り、そこから電車でハンブルクに帰ってきた。時間がまだ少しあるので、アルスター湖へ行ってみる。中世に水車小屋のためにせき止めて作った人造湖らしいが、遊覧船を待つ人々が噴水が吹き上がるのをおっりと眺めていた。私たちは、翌日20:00発の遊覧船に乗る予定だ。 次に、市庁舎へ(トップ写真右から二番目)。外観と同じく内装も素晴らしそうだが、ガイドツアーのみのようなので断念。ここにもラーツケラーがあるが、高級店で気軽に入れる雰囲気ではなかった。最後にSバーンに乗って旧商工組合福祉住宅へ。ここは商工組合の未亡人のために作られた住宅だったそうで、先ほど見てきたリューベックの聖霊養老院の狭さを髣髴させる。今はそのほとんどがカフェなどのお店になっていた。路地の入り口が、建物の中に入る(ドアをくぐる)形になっているので、ちょっとわかりにくいかもしれない。

アルスター湖 旧商工組合福祉住宅
近くにある、なかなか壮麗な外観の聖ミヒャエル教会を眺め、この日の観光は終了。昨日お休みだった居酒屋を訪ねることにした。

居酒屋「達磨」は、ハンブルク駐在の日本人の憩いの場。だんなの元上司も、度々訪れたという。カウンターは、常連ぽい人たちが席を占めていた。私達は鯖の刺身やマグロの山かけ、餃子や豚鍋などいろいろな料理を日本酒と共に楽しんだわけだが、常連さんはみんな「お弁当」を頼んでいた。そして、食べ終わると一人二人と奥の部屋に消えていく。カラオケ部屋なんである。壁にある棚には時代劇小説や漫画がギッシリと並んでいる。お店の人が持っていっていいよ、と言うので遠慮なく頂戴した(笑)。ハンブルクを去る駐在員が置いていったものらしい。常連さんの一人と池波正太郎の小説の話などしながら、和やかに過ごす。値段も良心的で、とてもおいしかった。最近は日本料理ブームのドイツなのだが、ドイツ人が一人もいなかったところが、例えばウチの地元にある和食屋とも違う雰囲気を醸していて、ちょっとした異空間であった。

 






































































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