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Sylvaner
Pinot Blanc
Riesling
Muscat
Tokay Pinot Gris
Pinot Noir
Gewurztraminer

プロローグ

<ドメーヌ>
Josmeyer
Lucien Albrecht
J.-B.Adam

Charles Schleret
Hugel
Jean Dietrich

Marcel Deiss
Zind-Humbrecht
Paul Blanck

<観光した町>
リクヴィル
カイゼルスベルク
リボーヴィレ

エピローグ

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●シュレール '04年6月6日(日)

歯も磨かず、化粧も落とさずに寝た翌朝は、爽快な目覚めであった(笑)。しかも昨日と打って変わって良い天気。5:30過ぎに起き出して歯を磨き、シャワーを浴びる。音がうるさいかなーと思いながらもドライヤーをかけた。そして、一時間後に起きただんなの身支度を待って散歩に出かけたのだが、その辺は後述するとして・・・。 朝食後、9:00過ぎにはチェックアウトし、さっそく予定のワイナリーを目指す。ここでも村に入ってからが大変で、人に聞きながらなんとか発見。地下にある倉庫みたいなところが、試飲する場所だった。先に来ていた家族が大量に購入しているのを横目に見ながらテイスティング開始。注いでくれるオジサンがどうも職人気質っぽいので、Nさんが聞いてみたら、やはりシュレールさんその人だった。ワインも丁寧な味わいで、人柄がにじみでているよう。ラベルもエレガントだ。

      
Schleretのラベル カーブ入り口
「わ〜。僕、この人の下で何年か働いて、ワインをいろいろ教えてもらいたいなあ」と、Nさんが感激していた。彼は、ワイナリーで必ず「あなたにとって好きな品種は?」と聞いているのだが、シュレールさんは「魚に合わせるのはリースリングだし・・・、一概には決められないよ」と応えていた。一緒に撮った写真を送ってくれと言われているが、すみません。まだやってません。近いうちに必ず。

●ヒューゲル
'04年6月6日(日)

午前中はウチの車を置いてNさんの車で出かけたのだが(そして、オープンカーの後部座席に座ったので、実はとても寒かったのだが)、お昼を食べに一旦リクヴィルまで戻ることに。時間があるので、村の中にあるヒューゲルも覗いてみることにした。ここは、アルザスワインの最大手で、日本にも多く出回っているメーカーである。テイスティングしてみると、これぞお手本という味であった。悪く言えば、個性がなくてツマラナイ(笑)。でも、もちろん美味しい。間違いがないという感じかな。ここでは一本だけ購入。Nさんは買わなかった。ここでもオススメレストランを教えてもらい、そこでお昼をとる。午後からはもう一つ、ワイナリーを訪問する予定だ。

      
Hugelの看板 この日のお昼

●リクヴィル
'04年6月6日(日)

リクヴィルは、美しく彩色されたかわいい木組みの家並みが残る村。その中を、まず早朝に散歩した。村はブドウ畑に囲まれている。朝早くから開いているお店に入ってフォアグラを一瓶購入。これを、買ったワインとともに食すことにしよう。あちこち、ショーウィンドウを眺めながら歩く。とても小さな村で15分くらいで周れてしまう。どの角度から見ても絵になるので、たくさん写真を撮ってしまった。ドイツの家並みは真新しい感じだが、ここは良い感じで古びている。だから、かなりカラフルな家並みなのに、しっくりと落ち着いた雰囲気になるのだった。

      
朝の風景 ワイン道具専門店
散歩の時に、「ここにヒューゲルがあるねー」と言っていたのだが、お昼前にリクヴィルに舞い戻った私達は、結局ここでも試飲。日曜だというのに、村の中は観光客で大賑わい。お店も、ちゃんと開いていた。お昼ごはんは、まあまあという感じ。Nさんは、頼んだ豚肉料理が口に合わなかったらしく、ちょっと残していた。
後ろの丘はブドウ畑 家々がかわいい どこも絵になる

●ディートリッヒ 
'04年6月6日(日)

リクヴィルを後にし、カイゼルスベルクへ。またまた道行く人に尋ねるが、みんな観光客でわからないと言う。カフェのおじさんに聞いてみると、ワイナリー自体は知らないが、住所は旧市街の通りをずっと行ったところだとの返事。できるだけ、車で近づこうとしてみたが、やはりイマイチ位置がわからないので適当なところで車を駐車場に停め、歩いて探すことにした。そして、それは正解だった。車両禁止の通り沿いにあったのだ。

                  
Dietrichのラベル テイスティング中 ワイナリー外観
ここも、ディートリッヒさん本人がワインを注いでくれた。穏やかで優しそうな感じの人である。ワインの味は、今までの中では一番硬質で、さっぱりとしていた。この日はかなりセーブして、味見をしたら残りはすぐに捨てていたが、それでもさすがに良い気分になってきた。この日も3件試飲したんだもんね。3本ほど購入した後、カイゼルスベルクの町を散歩して、カフェで一休み。その後、私達は後一日アルザスに残るNさんと別れ、ウチに戻ったのであった。今回の旅行は、Nさんなしには語れない。ワインについて、本当にいろいろと教えていただいた。ありがとうございました。

ところで、アルザスワインには実は二大大御所があるのだが、この時私達はアポが取れず、両方とも訪れることができなかった(Nさんは私達と別れた翌日に一箇所まわることができたのだが)。実は、土日は開いていないワイナリーが多いのである。今回もNさんが苦労してこれらワイナリーを探してくれたのだ。でも、やっぱり行ってみたいじゃない?ドイツが祭日でフランスが平日という日を考えたところ、なんと次の木曜日がそれだった。行くしかないね(笑)。それが次ページの「リベンジ編」なんである。

●カイゼルスベルク
'04年6月6日(日)

ところで、カイゼルスベルクはノーベル平和賞を受賞したシュヴァイツァー博士の故郷とのこと。やはり美しい町並みであった。ガイドブックに寄ると、16世紀の祭壇彫刻が見事な教会があるらしいが、この時は行かなかった。ワインだけでいっぱいっぱいだったので・・・。ワイン専門店やお菓子屋さんが多く、ウィンドウショッピングをしているだけでも十分楽しめた。丘の上にお城があったので、もしかするとそこも見学できるのかもしれない。

      
けっこうな賑わい 美しい町並み
ちなみに、リクヴィル、カイゼルスベルク、そして木曜日に訪れることになるリボーヴィレは、アルザスの3粒の真珠と呼ばれるのだそう。その中では一晩泊まったリクヴィルが、一番オススメしたい村である。

さて、家に戻っただんなは、さっそくアポ取りを始めた。結果、ウンブレヒトは試飲はできないが、ワインを買うことはできるという返事。そして、ダイスからは試飲可能を知らせるメールが届いたのであった。うわーい。  

 

















































































































































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