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Sylvaner
Pinot Blanc
Riesling
Muscat
Tokay Pinot Gris
Pinot Noir
Gewurztraminer

プロローグ

<ドメーヌ>
Josmeyer
Lucien Albrecht
J.-B.Adam

Charles Schleret
Hugel
Jean Dietrich

Marcel Deiss
Zind-Humbrecht
Paul Blanck

<観光した町>
リクヴィル
カイゼルスベルク
リボーヴィレ

エピローグ

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●プロローグ

だんなの友達で「ワイン・エキスパート」の資格を持つ人がいる。Nさんと言って、今アーヘンに住んでいるのだが、いつか一緒にアルザスのワイナリー巡りをしようと話していて、今回その約束がやっと実現。金曜日に彼と、ワイン好きなもう一夫婦を夕食に招待し、Nさんがおみやげに持ってきてくれたワイン(赤・白)を楽しんだ。Nさんはそのままウチに泊まり、翌日の早朝、雨が降る中アルザスへと向かったのであった。

      
ブルゴーニュ白 ボルドー赤

●ジョスマイヤー
'04年6月5日(土)

ここのアポを10:00に取っていたため、7:30過ぎには家を出たのだが、コルマールで迷い、30分遅れての到着となってしまった。じっくりとぶどうの品種ごとにテイスティングするのは初めてなので、ちゃんと違いがわかるか不安。でも、そんな心配は無用だった。順番は、軽い酸味のあるものから甘くコクがあるものへと試飲するのが基本。ピノ・ブランやリースリングが爽やか系で、ピノ・グリやゲビュルツトラミネールは重い料理にも合う、しっかりした味わいだ。ミュスカはマスカットをそのまま頬張ったような味で、これはこれで面白い。ピノ・ノワールは唯一の赤で、軽めでどんな料理にも合わせやすいが、わたしら夫婦はボルドー派なので、今まであまり馴染みがなかった。今回のワイナリー巡りで散々この赤ワインを試したが、個人的な興味はやっぱりどうしても白にいってしまうのだった。

      
ワイナリー外観 Josmeyerのラベル
ここでの試飲が、私にとってのアルザスワインの味の基本になった。今回のワイナリー巡りの中で唯一試飲料を取られたところなのだが、そのせいなのか、どのワインも並々と注いでくれ、また、もったいないからと飲み干してしまったため、最初だったにも関わらず酔っ払ってしまった。何本か購入し、ジョスマイヤー氏と一緒に写真を撮る。そして、オススメのレストランを聞いたところ、ありがたいことに、従業員の方がそこまで車で先導してくれた。  
だんなのメイン 私のメイン レストラン外観
アルザスはフランスなのだが、ドイツに近く実際ドイツ領だったこともあるので、木組みの家並みである。でも、ドイツよりもどことなくセンスがあって小洒落た雰囲気だ。紹介されたレストランは、料理が出てくるのが遅かったけど、味はとても美味しかった。水を飲んで酔いを醒ます。本当は、料理と一緒にグラスワインでいいから飲みたいんだけどねえ。まだこれから2箇所もまわる予定なんである。私、大丈夫かしら・・・。

●アルブレヒト&アダム 
'04年6月5日(土)

次に向かったアルブレヒトは、村に入ってから広場にいたおじさんに場所を聞いた。「是非行くべきだ」と薦められる(笑)。村の中には、いろいろなワイナリーが軒を連ねているのだが、当然その中でも人気があるところってのがあるんだろうな。到着して中に入ってみると、客は私達だけであった。オネエサンが次々とワインを注いでくれる。たまに高めのワインを所望するのだが、気前良く栓を抜いてくれた。そして、自分も試飲している。それも目的なのかな、とも思う(笑)。

      
Albrechtのラベル Adamのワイナリー内部
次のアダムは、道沿いにあったのですぐにわかった。入り口に向かうと、ワインをしこたま買ったであろう人に、すれ違いざま「ここはいいよ〜っ」みたいなことを言われる。今までは座ってテイスティングしていたが、ここはカウンター。英語ができるオニイチャンに、所望しながら試飲していく。でもね。ここら辺になると、正直「もういらな〜い」って感じ。一所懸命味をみて、ここでも何本か買ったけどさ。ぐでんぐでんになっちゃって、ホテルまでのナビができなかったよ。どう考えても、ジョスマイヤーで綺麗に飲んじゃったのが敗因。いい勉強になりました・・・。でもね。最近アダムのワインを一本飲んだんだけど、美味しかった(笑)。良かったです。

さて、そんな情けない妻を横に乗せて、だんなはリクヴィルまで車を走らせた。Nさんは後続だ。町に入ってホテルの場所を聞こうとだんなが通行人の女性に声をかけたら、「日本の方ですか?では、日本語で」と綺麗な日本語で 説明してくれたそうだ。よく、日本人だってすぐ分かってくれたね、と言うと、Nさん曰く「こんなところまでワインのために足を運ぶ東洋人は、まだ日本人しかいないんでしょう」とのこと。 宿で一時間、倒れるように寝てしまったのだが、だんなに叩き起こされて予約を入れたレストランへ。男性二人は前菜とメイン、私はメインとデザートを頼む。"Table du Gourmet"はミシュラン一つ星のレストラン。Nさんオススメのブルゴーニュを飲みながら食べた私の鳩料理は、とっても美味しかった。でも、酔っ払って饒舌になり、Nさん相手にベラベラしゃべってしまったのは、ちょっと反省(苦笑)。Nさんは「面白かった」と言ってくれたけど・・・。

 












































































































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